昨日、横浜まである映画を見に行ってきたが、ハズレだった。
相当に怖い映画という評判で、『夫婦の絆』の参考に使える
のじゃないかという思惑だった。
オカルトを見ると、身体ごとビクつく秘書みなと見たのだが、
まったく平然とポップコーンを食べつくしたので、これは
全然恐くないのだなと確信した。
残忍さを強調する恐怖映画は好きじゃない。
心理的に恐がらせる映画が見たいのだが、最近あまりない。
結局、月並みだが、人間の心理の方が恐いという結論が
出てしまう。
特に善悪の区別がつかない人間の心理は誰でも持っている
もので、それを正義と信じ込んでいる者の心理が一番怖い
のかもしれない。
わし自身の心理も相当怖いもので、「殺していい」という
許可さえ与えられたら、何人殺すか分かったものじゃない。
妻や秘書みながよくついてくるものだと感心してしまう。